akiko inaba  ​

ご挨拶

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この度は、稲葉彬子と濱崎孝洋の「彫刻 × 絵画 二人展」に ご来場頂き、

誠に有難うございます。

稲葉は東京、濵﨑は山口から、門司港の清滝に移り住み二年が過ぎました。

私達の観る門司港の風景は色鮮やかに、日々変化しています。

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今年の夏に産まれたメダカの卵は、沢山孵り稚魚は元気に泳いでいます。

秋にはフジバカマの花が咲きました。

飼っている猫は、また少し歳をとって、

爪が引っ込まずに不便そうです。

 

この町の人達との会話も増えました。

嬉しいこと、楽しいこと、悲しいこと、色々ありますが、

山と海に囲まれた町との時間が、好奇心旺盛な私達を育てています。

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そうした日々感じられる情緒や潤いに、

生きている喜びを感じ、感動し、

衝動に駆られ制作に励んでいます。

歌を謳う様に、形や色を用いて表現したい、

感謝の気持ちが詰まった作品展です。

どうぞごゆっくりご高覧ください。

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稲葉彬子 濱崎孝洋